イサク移籍騒動で性格面に懸念の声? リヴァプール地元メディアは一蹴「ニューカッスルが賢明に対応すべきだった」

リヴァプールに新天地を求めたイサク photo/Getty Images

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「勝者は常にただ一人しか存在しない」

リヴァプールは移籍市場の最終日で、ついにニューカッスルからアレクサンデル・イサクを獲得した。

二転三転した今回の移籍騒動において、キーとなったのはイサクの“強硬手段”だろう。後釜確保が困難と見たニューカッスル側は、このスウェーデン代表ストライカーを非売品とし、事態は収束するかと思われた。

しかし、移籍を希望してきたイサク本人が自身のSNSで「「約束が破られて信頼が失われた時、関係性を続けることはできない」と練習参加を拒否。その後にクラブのスタッフと話し合いが行なわれたが、その姿勢を崩さず。結局、ニューカッスルがブレントフォードのヨアヌ・ウィサら複数のFW獲得のめどが立ったため、最終日にしてビッグディールの実現に至った。
リヴァプールのファンからすると、移籍を選んでくれた喜びの一方で、その傍若無人ぶりが気がかりとなるだろう。
ただ、地元メディア『Liverpool Echo』は「リバプールのアレクサンダー・イサクの性格については心配していない」と題したコラム内で、今回の騒動に関して言及。「ニューカッスルのオーナーたちは、もう少し早く知恵を働かせて賢明に対応すべきだった」として、次のように振り返っている。

「イサクは退団を望み最後まで自分の主張を貫き、結局オーナーたちと争うことになった。リヴァプールが過去に何度も経験してきたように、最高の選手たちが何らかの理由で移籍を決意した時、勝者は常にただ一人しか存在しないのだ」

さらに、ニューカッスル側の選手への対応へ矢印を向けつつ「この状況がイサクの人格にどのような影響を与えるかを懸念する人もいるだろうが気にはならない」と不安の声を一蹴。「ニューカッスルの舞台裏で何が起こったにせよ、それは既に起こったことであり、過去のことだ。これは誰にとっても新たなスタートなんだ」と綴り、イサクの新手地での活躍に期待を込めた。

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