昨季から全123試合のうち119試合、9809分間もプレイ レアル指揮官X・アロンソが減らさなければならないF・バルベルデの負担

レアルでフル稼働してきたバルベルデ photo/Getty Images

ここ2シーズンはかなり依存してきた

現在のレアル・マドリードで鉄人選手といえば、やはりMFフェデリコ・バルベルデだ。今夏にはクラブワールドカップの戦いもあり、バルベルデは昨季65試合に出場。

2023-24シーズンの開幕から数えると、レアルが戦った123試合のうちバルベルデは119試合に出場しているのだ。本職の中盤はもちろん、時には右サイドバックなど、レアルはバルベルデのフィジカル能力にかなり依存してきた。

スペイン『as』は、新指揮官シャビ・アロンソがバルベルデの負担を軽減させたがっていると取り上げている。鉄人とはいえ、バルベルデも疲労を感じているであろうことは確かだ。ここ2シーズンの119試合、時間にすると9809分間プレイしていることになり、加えてウルグアイ代表での活動もある。いつバルベルデの体がおかしくなっても不思議ではない稼働率だ。

同メディアは燃え尽き症候群のリスクも懸念していて、バルベルデの体力に依存し続けるわけにもいかない。アロンソはシーズンの重要な瞬間にバルベルデがベストコンディションで戦えるよう疲労をコントロールしていきたい考えのようだが、上手くローテーションしていけるだろうか。

アルダ・ギュレルの中盤起用に目処が立ったのは良いが、ジュード・ベリンガムは肩の手術で10月頃まで離脱する。さらに先日にはMFエドゥアルド・カマヴィンガが左足首を捻挫したようで、開幕には間に合わないと見られている。カマヴィンガも何度か負傷に悩まされていて、フル稼働できるかは分からない。

ベテランのルカ・モドリッチは今夏に退団しており、中盤に離脱者が出た場合は必然的にバルベルデの出番が増えることになるだろう。ローテーションしていくのは簡単ではなさそうだが、今季こそバルベルデの負担を減らせるか。



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