「ウーデゴーをキャプテンにしたままではリーグ優勝は無理だ」 “ミスター・アーセナル”が腕章を任せるべきだと語った選手は……

レジェンドがキャプテンに推すライス photo/Getty Images

今季こそ優勝が求められる

ここ3年プレミアリーグ優勝まであと一歩届かず、2位でフィニッシュしているアーセナル。ミケル・アルテタの下で着実に力をつけているが、悲願のタイトルまでは届いていない。

今シーズンこそ優勝が求められるアーセナルは移籍市場で待望のストライカーであるヴィクトル・ギェケレシュをはじめ、ノニ・マドゥケ、マルティン・スビメンディらを獲得し、すでに約1億9000万ポンドを補強に費やしている。

そんななか、「ミスター・アーセナル」と呼ばれ、約22年間アーセナル一筋でプレイしたレジェンド、トニー・アダムス氏はプレミアリーグで優勝したいならキャプテンを変える必要があると主張した。

「彼(アルテタ)は今年、非常に重要な決断を下さなければならないが、私としては、まだそれをやっていないと思う。デクラン・ライスをキャプテンに任命すべきだ」

「デクランは私の理想とするキャプテンのタイプであり、そうすればウーデゴーがより自由にプレイできるようになるかもしれない。監督として、時折、自分や自分たちが次のレベルに到達できると信じるサッカークラブを反映する人物を採用しなければならない」

「私は、彼が今シーズン実際に勝者になるチャンスがあるって言ってるだけだ。リーグタイトルを獲得するには、(ユルゲン)クロップや(アレックス)ファーガソンのような人物でなければならない。自ら模範を示し、勝者であり、自分の仕事に専念しなければならない。そして、それはキャプテンにも反映される」

「私はデクラン・ライスをキャプテンとして見ているが、アルテタにはこう言いたい。『さあ、今こそ一歩踏み出してくれ。今こそ君が勝利を収める監督、素晴らしい監督になる時だ。ウーデゴーをキャプテンにしたままではリーグ優勝は無理だ』と」

「チームにはシーズンを通して全試合に出場し、チームに加わる選手たちを鼓舞してタイトル獲得チームの基礎を築いてくれる選手がいる。デクラン・ライスならできるが、ウーデゴーはできない。さあ、アルテタ、彼をキャプテンに任命してくれ」(英『Daily Mail』より)

現在はマルティン・ウーデゴーがキャプテンを務めているが、ライスのリーダーシップこそがリーグタイトルに近づきつつ、あと一歩届かないアーセナルが悲願を達成するために必要なことだとトニー・アダムス氏は考えているようだ。

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