今夏大型補強のリヴァプール イサク獲得も狙うその姿勢にOBから疑問の声 「しっかりと計画されたものではない」

ニューカッスルのイサク photo/Getty Images

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次の目標はニューカッスルのエース

今夏の移籍市場では、リヴァプールの積極的な姿勢が際立っている。巨額を投じてフロリアン・ヴィルツ、ジェレミー・フリンポン、ミロシュ・ケルケズに続いてヒューゴ・エキティケもフランクフルトから獲得してチームの大幅な刷新を敢行し、さらにニューカッスルのアレクサンデル・イサクにも触手を伸ばしている。

仮にイサクの獲得にも成功した場合、まさに世界選抜とも言えるような布陣が完成する。しかし、このスウェーデン人ストライカーにまで手を伸ばそうとしているクラブの方針をOBのジェイミー・キャラガー氏は行き過ぎであると捉えているようだ。

イギリスメディア『The Overlap』の取材に応じた同氏は、以下のように語っている。
「イサクが本当に来るのであれば素晴らしい移籍となるが、サポーター目線で見ると、リヴァプールは彼のために1億5000万ポンド(約295億円)も使うべきではない。リヴァプールがストライカーを一人獲得した後で、それよりもさらに高いストライカーを二人目として獲得しようとするなんて滅多にないことだ。しっかりと計画されたものではないと思う」

イサクとエキティケを同時起用できない可能性があり、仮にどちらかを控えに回せば今夏の出費が無駄になることキャラガー氏は憂慮しているようだ。

「イサクやハーランド、ケインのようなトップクラスのストライカーがいると、実力のあるバックアッパーをチームに留めておくのは難しくなる。トッテナムはケインの代役を獲得しなかったし、シティがアルバレスを放出したのは彼を満足させることができなかったからだ。リヴァプールが攻撃的なポジションの選手をさらに獲得しなければならないのは確かだ。しかし、今起きていることは熟慮の結果のプランであるとは思えない」

果たしてキャラガー氏の心配をよそにリヴァプールはこのままイサク獲得に向けて突き進むのだろうか。

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