アンス・ファティは依然「モナコで行方不明」 ヒュッター監督は起用に慎重姿勢

バルセロナで将来を嘱望されたファティ Photo/Getty Images

「アンスには注意が必要だ」

今夏、バルセロナから買取オプション付きのローン移籍でリーグ・アンのモナコへ移籍したアンス・ファティ。バルサでの背番号「10」はラミン・ヤマルに明け渡されることになった。

しかし、モナコで未だプレイするファティの姿を見ることはできていない。これまで行われたプレシーズンマッチ5試合に、いずれもファティは出場していない。水曜日のトリノ戦にもファティはピッチに現れなかった。スペイン『MUNDODEPORTIVO』は、「ファティは依然、モナコで行方不明」と報じている。

トリノ戦後、指揮官アディ・ヒュッターは、ファティがコンディションを整えるための特別なプランに従っており、8月16日のリーグ・アン初戦ル・アーヴル戦にも出場できるかわからないと述べた。

「できるだけ早く復帰してほしいが、シーズン開始時にも言ったとおり、(ポール・)ポグバと同じように、彼らのコンディションを改善しなければならない。早くピッチに戻しても、再び怪我をしたり問題を抱えるようでは意味がない。私たちはこの2人のために全力を尽くしている。現在のチーム構成に満足しており、アンスとポールが復帰したらどうなるか見守っていくつもりだ」

ファティは半月板の負傷を負い、バルセロナで華々しくデビューした頃のコンディションを取り戻すことができていない。長くピッチを離れていたポグバとともに、起用には慎重な姿勢が必要とされているようだ。

神童と称賛されたファティのプレイぶりが仏リーグで復活することを期待したいが、どうかこれ以上の怪我に悩まされることのないよう願うばかりだ。

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