ラッシュフォードにバルサ移籍は“ふさわしくない” 赤い悪魔のレジェンドが痛烈批判「魂が壊れるようだ」

マンUのラッシュフォード Photo/Getty Images

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嘆き節

マンチェスター・ユナイテッドのOBで、1999年の三冠達成に貢献したテディ・シェリンガム氏が、マーカス・ラッシュフォードのバルセロナ移籍の可能性に対し「ふさわしくない」と苦言を呈している。『The Sun』が報じた。

昨年12月に「新たな挑戦が必要だ」と語り、アストン・ヴィラへのローン移籍を選択したラッシュフォードは、現在ユナイテッドに復帰。練習施設キャリントンでコンディションを維持しながら新天地を模索しているが、指揮官ルベン・アモリムの構想外とされており、再びローン移籍の可能性も残されているという。

バルセロナは当初、ニコ・ウィリアムズの獲得を狙ったものの、アスレティック・ビルバオとの契約延長により頓挫。ルイス・ディアスもバイエルン・ミュンヘン移籍が近づいており、新たな左サイドの補強候補としてラッシュフォードに白羽の矢が立ったようだ。
しかし、こうした報道に対してシェリンガム氏は強く反発。ユナイテッドという名門を「特権」と表現し、「それを自ら手放す姿勢は理解できない」と語った。

「ラッシュフォードのような選手にとって、マンチェスター・ユナイテッドでプレイできることは最大の目標であり、そこに到達した者は感謝しなければならない」と同氏は語る。

「それを投げ出し、去りたいと言うなんて信じられない。私にとっては魂が壊れるような話だ。かつてアーセナルのピエール・エメリク・オーバメヤンが同じような態度を取った時も同じ思いを抱いたが、それとまったく同じことが今起きている」

さらにシェリンガム氏は「バルセロナへの移籍は確かに“ステップアップ”かもしれない」としつつも、「それに値する働きを彼はしていない」とも述べている。

「移籍が実現しないことを願う」とまで言い切った伝説のストライカーは、後輩の振る舞いに失望を隠せない様子だ。名門の重みを誰よりも知る人物の言葉は、ラッシュフォード自身にどう響くのだろうか。

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