MLB球宴は史上初のHRダービー決着 大谷のライバル、シュワバーが圧巻の3発でナ・リーグ勝利に貢献

本塁打ランキングでは2本差で大谷を追うシュワバー photo/Getty Images 

シュワバーが唯一3発を記録

MLBのオールスター戦が日本時間16日、米ジョージア州アトランタで開催され、史上初の決着劇となった。

試合は9回が終わり6-6と同点。2022年から導入された特別ルールのホームランダービーによって勝負をつけることとなった。

ルールは、両リーグの監督がそれぞれチームから3選手を選び、その各選手が3スイングを行い、チーム合計の本塁打数を競う。

ア・リーグからはオークランド・アスレチックスのブレント・ルーカー、シアトル・マリナーズのランディ・アロザレーナ、タンパベイ・レイズのジョナサン・アランダが選出。一方、ナ・リーグからはマイアミ・マーリンズのカイル・ストワーズ、フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワバー、ニューヨーク・メッツのピート・アロンソが選ばれた。

先攻はア・リーグで、ルーカーが2本、後攻のナ・リーグは、ストワーズが1本。二人目はア・リーグのアロザレーナが1本を記録し、3-1となった状況でナ・リーグの二人目、大谷翔平のライバルでもあるシュワバーが登場。彼はファーストスイングで見事にセンターへの一発を放つと、2スイング目では右中間スタンドへ。3スイング目は低めを掬い上げ、ライトスタンドへと圧巻の3連発。4−3と逆転に貢献した。

最終の3人目では、ア・リーグのアランダが1本も本塁打を打つことができず、ナ・リーグの勝利が決定。MVPは勝利に大きく貢献したシュワバーが輝いた。

なおナ・リーグの1番・DHでスタメン出場した大谷翔平は、1回先頭打者でヒットを記録すると、2回の裏に2打席目を迎えファーストゴロに打ち取られた後に交代。その後は帰路についていた。

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