チェルシーに総額約154億円の罰金処分 女子チーム売却などの財政回復策を模索

罰金処分を受けたチェルシー Photo/Getty Images

プレミア勢に警鐘

チェルシーがUEFAより、財政的公正性および持続可能性ルール違反の疑いにより、最大で総額7800万ポンド(約154億円)の罰金処分を受けたことが明らかとなった。『The Times』のマーティン・ジーグラー氏が報じている。

具体的には、既に罰金として2700万ポンドの支払いが確定しており、さらに5100万ポンドの追加制裁が「今後の遵守次第」で猶予されている。つまり、再びルールを破れば合計で7800万ポンドという莫大な金額に達する可能性があるというわけである。

この厳罰は、現在プレミアリーグ内で高まる財政監視の緊張を如実に示すものであり、多くのクラブが財政圧力を抱えることになっている。

現在、チェルシーは女子チームの売却を含めた複数の財政回復策を模索しており、今回の制裁はその焦燥ぶりを裏付けていると言える。今後の財政管理次第では、さらに大きな代償を支払うリスクもあるため、他クラブにとっても強烈な警鐘となる出来事である。

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