初勝利ならず 浦和はモンテレイ相手に4失点を許し全敗でCWCグループステージ敗退

モンテレイ戦での浦和の選手達 photo/Getty Images

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厚かった世界の壁

25日(現地時間)、浦和レッズはFIFAクラブワールドカップ(CWC)2025のグループリーグE組第3戦でモンテレイと対戦し、0-4で敗れた。

浦和は今大会初勝利をめざして序盤からハイプレスを試みるなど積極的な試合運びを見せ、23分には相手陣内でのボール奪取からのカウンターの流れで松尾佑介がゴール前左斜め45度の位置からフリーでシュートを放つなど、モンテレイ相手に見せ場を作る。

しかし、それまで互角だった試合展開は30分以降に急変する。30分、モンテレイのネルソン・デ・オッサが浦和ゴールまで30mほどの距離から左足を振り抜いて無回転のミドルシュートを突き刺すと、34分にはゲルマン・ベルテラメがゴール前左斜め45度の位置でボールを受けて浦和のダニーロ・ボザの股間を抜けるシュートを放ち追加点。さらに39分にも自陣でのボール奪取からのカウンターの流れでヘスス・コロナが右足でミドルシュートを決めて3点目を奪い、モンテレイが3点をリードして前半を折り返す。
3点ビハインドとなった浦和は、ハーフタイム明けに金子拓郎、サミュエル・グスタフソンに代えてチアゴ・サンタナ、松本泰志を投入し反撃を試みる。

しかし、74分にゴール正面距離20mほどの地点でフリーキックを獲得し、これを渡邊凌磨が直接狙ったがシュートはわずかに枠の上。さらに後半アディショナルタイム1分には右サイドからのクロスをチアゴ・サンタナが押し込んでゴールを決めたかに見えたが、サンタナの手前にいたオフサイドポジションの松尾が局面に関わったとしてVAR判定の結果ゴールは無効となり、得点を奪うことができない。

その後、後半アディショナルタイム7分にカウンターからモンテレイのベルテラメに決定的な4点目を決められてしまい、万事休す。4-0でモンテレイが勝利し、浦和は3戦全敗で大会を去ることになった。

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