マンUが“生え抜き10番”をレアルに打診も…… バルサ移籍にも暗雲で売却困難か

去就不透明なラッシュフォード Photo/Getty Images

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構想外か

マンチェスター・ユナイテッドがマーカス・ラッシュフォードの売却先を模索する中、レアル・マドリードに対して正式に獲得の打診を行ったと『Defensa Central』が報じた。しかし、指揮官シャビ・アロンソの意向もあり、レアル側はこの提案を断ったという。

ラッシュフォードは2024-25シーズン後半戦をアストン・ヴィラでのローン移籍で過ごしたが、ユナイテッド復帰後の立場は不透明。クラブは約4000万ポンドの移籍金を要求しているが、バルセロナをはじめとした関心クラブの財政状況から、即時支払いは困難と見られている。

そこで、ユナイテッドはレアルに対し、ラッシュフォードの獲得を打診。これはアロンソ監督が求める“ホセルの代役”となるストライカー探しの一環として提示されたものであった。しかし、マドリーは同選手が求めるプレイスタイルや戦術に合致しないとして、獲得に前向きではない姿勢を示したようだ。
『TEAMtalk』によれば、ラッシュフォードはバルセロナ移籍を長年の夢としており、その希望は今も変わっていないという。しかし、同クラブはアスレティック・ビルバオ所属のニコ・ウィリアムズ獲得を優先しており、イングランド代表FWへの本格的なアプローチは見送られる可能性が高い。

さらに、トッテナムも関心を示しているが、週給約32万ポンドを受け取るラッシュフォードはロンドンへの移籍を望んでおらず、国外でのキャリア継続を優先しているという。イタリアではナポリ、ACミラン、そしてコモが獲得可能性を探っている。

ラッシュフォードの去就はさらに揺れ動いている。果たして、ユナイテッドがどのようにして売却の道を探すのか、注目が集まる。

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