オマール・ベラダCEOが語る「Project 150」 マンUは“2028年までにプレミア制覇”が可能

最後のプレミア優勝は2012-13シーズン Photo/Getty Images

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プロジェクトの全貌とは

マンチェスター・ユナイテッドのCEOであるオマール・ベラダ氏が、クラブの再建計画である「Project 150」と呼ばれるビジョンについて語った。

2024-25シーズン、ユナイテッドはプレミアリーグ15位という、1973-74シーズンの降格以来最悪の成績を記録。前年度の8位からも大きく後退し、サー・アレックス・ファーガソン退任後で最低の時期を迎えている。しかし、クラブ幹部は明確なビジョンを掲げ、復権を誓っている。

『Mirror』によると、ベラダ氏はルベン・アモリム監督を全面的に支持しており、2028年までにプレミアリーグ制覇を成し遂げると断言。「もちろん可能だ。我々は15位でシーズンを終えたばかりで、それが不可能のように思えるだろう。だが、なぜそれを目指さない? なぜ全力を尽くさない?」と述べた。
さらに「達成できると確信している。プレミアリーグ優勝を目指してチームを作り上げるための夏の移籍期間は2、3回ある。仮にそれより早く達成できれば、当然我々は満足する。誰も“それまで優勝しなくていい”とは言っていない」と語っている。

クラブ創設150周年を迎える2028年6月を見据えた「Project 150」は、明確な期限を設けた目標達成のためのロードマップである。ベラダ氏は「これはクラブの歴史における重要な節目だ。特定の目標を達成するために、私たちが努力を集中させる期間を設定するための方法である」とその意義を説明した。

プレミア21度目の優勝を“150周年記念”として成し遂げるというこの壮大な構想が、低迷するユナイテッドの反転攻勢の起爆剤となるか注目される。

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