「彼はCL決勝から酷い扱いを受けた」 ドイツ2部・シャルケで31歳のGKカリウスが見つけた居場所

シャルケに所属するカリウス photo/Getty Images

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シャルケとの契約を延長

舞台はドイツ2部だが、今季シャルケのGKとして4試合に出場したのがロリス・カリウスだ。

カリウスはリヴァプールでプレイしていたこともあるが、2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝レアル・マドリード戦にて失点に繋がるミスをしてしまい、以降その一件を何かと話題にされてきたところがある。

その後はベシクタシュ、ウニオン・ベルリンとレンタル移籍を続け、2022年には無所属期間を経てニューカッスルと契約。それも昨夏に終了し、再び無所属期間を挟んだ今年1月にシャルケと契約を結ぶことになった。
昨季は終盤を怪我で離脱することになってしまったが、今月11日にクラブはカリウスとの契約を2027年まで延長することを発表した。かつてはブンデスリーガで上位を争っていた名門シャルケが2部に沈んでいるのは寂しく、カリウスはシャルケの守護神候補として1部昇格を目指して戦っていくことになる。

英『GIVE ME SPORT』は、この契約延長報道に古巣リヴァプールのサポーターもSNSで喜びの声を挙げていると取り上げている。カリウスはレアル戦のミスを指摘されることが多いが、本来はしっかりとした力を持つGKだ。

「どんな選手でも、困難を乗り越える姿を見るのは素晴らしいものだ。カリウスの幸運を祈る」

「これは嬉しい。彼はCL決勝から酷い扱いを受けた。ベストの状態に戻りつつあるのは嬉しい」

「ここ数年は苦しい時期だったが、そこから抜け出す姿を見るのは素晴らしい」

今季も出番は4試合だけだったが、パフォーマンスレベルは一定の評価を得ていた。まだまだ31歳と、GKとしては中堅世代だ。シャルケを1部昇格へ導き、再びブンデスリーガ1部の舞台で戦うカリウスの姿を見てみたい。

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