上田綺世はフェイエノールトで1番手FWになれるのか 気になる今夏の補強策「V・ペルシーは心の底ではもっと優れたゴールゲッターが欲しいのでは」

フェイエノールトでプレイする上田 photo/Getty Images

新FWの獲得に動くとの話題も

今年2月よりフェイエノールトの指揮官に就任したロビン・ファン・ペルシーは、就任からの13試合で8勝1分4敗とまずまずの成績で今季を終えた。最後まで優勝争いを展開したPSV、アヤックスには差をつけられたが、フェイエノールトも勝ち点68を稼いでエールディヴィジ3位に入っており、納得のシーズンと言える。

クラブはファン・ペルシーと2027年まで契約を結んでいて、来季はトップ2を脅かすチームになることが期待される。

そのチームで気になるのが日本代表FW上田綺世の立ち位置だ。フェイエノールトは絶対的エースだったサンティアゴ・ヒメネスがチームを去り、上田には次期エースになることが求められてきた。

今季の上田はリーグ戦で7ゴール1アシストの成績を残したが、来季へ1番手の座を確保できるだろうか。オランダ『Voetbal Primeur』は、ファン・ペルシーがもっとハイレベルなFWを求めているのではないかと指摘。同メディアは来季の予想スタメンから上田を外している。

「上田、フリアン・カランサにとって今季は簡単なシーズンではなかった。上田は来季もっと大きな活躍が望まれる。カランサも疑問がある。重要なゴールを決めることもあったが、常に自信に溢れているわけではない。現役時代にストライカーだったファン・ペルシーは、心の底ではもっと優れたゴールゲッターが欲しいのではないか。フェイエノールトはギョズテペのFWロムロ・カルドーソの獲得に動いているとされる」

トルコのギョズテペでプレイする23歳のFWロムロは、今季トルコ国内リーグで13ゴール9アシストの成績を残している。フェイエノールトが新FWを獲得する場合は上田にとって厄介なライバルとなるが、フェイエノールトの絶対的エースになれるだろうか。

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