日本人初のウェルター級世界王者誕生を阻む現王者ノーマン 「俺は誰よりもクレイジー」「戦いの神」と勝利に自信満々

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コンディションも万全

日本人初のウエルター級世界王者を目指すWBO同級2位・佐々木尽の挑戦を受けるWBO同級王者ブライアン・ノーマンが13日、横浜市内にある大橋ジムで練習を公開し、2度目の防衛に自信を見せた。

この日、ノーマンはロープスキッピングを2ラウンド、約3分間の腹筋ローラー、さらにシャドーボクシングを1ラウンド、ミット打ち、サンドバッグ打ちを2ラウンドずつ行い、順調な調整ぶりを披露。その躍動感漲る動きに、自身も納得するように「ベストコンディション。体も出来上がっていて、体重も問題ない」と語ると「俺はすごいクレイジーな男。ボクシングはちょっとしたクレイジーさがないとできないが、俺は誰よりもクレイジーだ。戦いの神だと思っているくらいだ」と自信満々に自らの実力をアピールした。

さらにノーマンは自分がそう思える理由として「毎日の練習で限界まで自分を追い込むことができるし、自分のリミットを超えていくことに何の恐れもない。他の選手たちの一歩上を行っている。自分こそがチャンピオンだ」と述べた。
視察に訪れた佐々木が所属する八王子中屋ジムの中屋廣隆チーフトレーナーは「パワーもスピードも足さばきもすごい。でも想定内」とコメント。果たしてその強敵ノーマンを倒して、佐々木が見事に日本人初のウェルター級世界王者となれるか注目だ。

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