グリーリッシュ、ウォーカー、マカティー。自国選手の流出が続く? シティを苦しめるホームグロウン制度

シティアカデミー出身のマカティー photo/Getty images

今後の補強に影響してくるか


ジャック・グリーリッシュが構想外となり、ニューカッスルへのローンでの移籍が噂されているマンチェスター・シティ。10番だけでなくカイル・ウォーカーやジョン・ストーンズといったベテランにも放出の可能性があり、今夏どれだけの選手がシティを離れるのだろうか。

『Manchester Evening News』によると、前述した3選手以外にも、第3GKのスコット・カーソンや若手のジェイムズ・マカティーもクラブを離れる用意があり、そうなるとある問題が浮上するという。

それがプレミアリーグとUEFAが定めるホームグロウンルールだ。

プレミアリーグは最大25人を選手登録することができ、そのうち17人はホームグロウンに該当しない選手を登録することができる。しかし、残りの8人はホームグロウン、21歳までにイングランドで3年間プレイするという要件を満たした選手でなければならず、人数が足りなければスカッドを最大化させることができない。

現在のスカッドではフィル・フォーデン、オスカー・ボブ、リコ・ルイス、ニコ・オライリーの4選手が該当するためUEFA側のルールに問題はないが、前述したウォーカーらの放出でプレミアの規定である8人に届かない可能性が出てきた。

新戦力と噂されるタイアニ・ラインデルス、ラヤン・アイト・ヌーリ、ラヤン・チェルキの3人はホームグロウンの選手ではなく、今後の放出次第ではホームグロウンに該当する選手の獲得が必要になる。

現状ニューカッスルのティノ・リヴラメント獲得を目指しており、彼はホームグロウンルールに該当する選手だが、ニューカッスルは放出に消極的で、引き抜きは難しいと考えられている。

お詫びと訂正
記事中にホームグロウンに対する認識の誤りがございました。ここにお詫びし訂正させていただきます。

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