移籍回数51回の“伝説”に幕 46歳ルイスが現役引退

現役生活に幕を閉じたルイス Photo/Getty Images

唯一無二のフットボール人生

イングランド生まれでドミニカ国代表歴を持つセンターフォワード、ジェファーソン・ルイスが46歳にしてついにスパイクを脱いだ。現役生活を通じて記録した移籍回数は実に51回。サッカー界における“GOAT of Journeymen”と呼ばれるにふさわしい軌跡を残した。

1979年2月22日生まれ、ロンドン出身のルイスは、身長188cmの屈強なフィジカルを武器に、ナショナルリーグ(イングランド5部)からリーグ2(4部)までのクラブを転々としながら、どのステージでも自らの存在感を示してきた。

ドミニカ国代表としては2008年にデビューし、ワールドカップ予選に1試合に出場。国際舞台では短命だったが、クラブレベルでの旅は終わりを知らなかった。

ナショナルリーグでは通算152試合で43ゴール6アシスト。ナショナルリーグ・ノースでは9ゴール、サウスでも3ゴールを挙げた。リーグ2では30試合で5ゴール2アシスト。FAカップでは6得点、EFLカップでも4得点を記録している。

総合成績は256試合出場で65ゴール8アシスト。印象的なクラブ成績としては、レクサムでの42試合15得点、ニューポート・カウンティでの17試合2得点3アシスト、そしてオックスフォード・ユナイテッドでの10試合2得点などが挙げられる。

この男の名をプレミアリーグで聞くことはなかった。だが、イングランド下部リーグの歴史を語る上で、彼を抜きに語ることはできない。まさに、真のジャーニーマンの完成形である。

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