短期的な“穴埋め役”に4000万ポンドの価値? マンUがアル・ヒラルFWを即戦力候補としてリストアップ

ミトロヴィッチに再注目 Photo/Getty Images

去就不透明だ

マンチェスター・ユナイテッドが今夏の再建に向けて動きを本格化させる中、サウジアラビアのアル・ヒラルに所属するアレクサンダル・ミトロヴィッチが新たなターゲットとして浮上している。『talkSPORT』によれば、元フルアムFWはおよそ4000万ポンドでの獲得が可能と見られ、候補者リストに入ったという。

ユナイテッドは長期的な解決策としてスポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュを最有力と考えているが、スポルティング側が高額な移籍金にこだわっているため、交渉は難航。さらに来季は欧州大会出場権を逃しており、ギェケレシュ側の説得も容易ではないようだ。

そうした状況の中で、チームは短期的かつ比較的安価な選択肢としてミトロヴィッチに注目。30歳のセルビア代表は2023-24シーズンにフルアムからアル・ヒラルへ加入し、以降79試合で68得点と圧巻の成績を残している。

アル・ヒラルは現在、ナポリのヴィクター・オシムヘン獲得を画策しており、外国人枠の関係からミトロヴィッチ放出の可能性も取り沙汰されている。ただし、選手本人に近い筋はユナイテッド移籍の報道を否定しており、今夏の退団を完全否定しているとも伝えられている。

ユナイテッドはまず既存のフォワード陣を放出しなければ本格交渉に踏み切れない状況で、現段階では具体的なオファーも届いていないという。だが、プレミアリーグ経験と得点力を兼ね備えたミトロヴィッチの名前は、アモリム体制の“緊急補強”として依然として議論の中心にある。

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