ディアスの代わりに狙うのはアーセナルのウインガー? バルセロナがもう一つの選択肢を検討

アーセナルのマルティネッリ Photo/Getty Images

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移籍の現実味はあるのか

ガブリエウ・マルティネッリが、バルセロナの補強リストに入っていると『Sport』が報じた。リヴァプールのルイス・ディアス獲得を目指すも、その移籍金の高騰が障害となっている模様で、アーセナル所属のブラジル代表FWが代替案として浮上している。

バルセロナは現在、ロベルト・レヴァンドフスキ、ラミン・ヤマル、ハフィーニャという前線を擁しており、既に高水準な攻撃陣を形成している。しかしクラブはさらなる強化を目指しており、今夏の移籍市場ではウイングの補強が優先事項とされている。

一方で、アーセナル側がマルティネッリを放出する意思があるかは不明だ。23歳のウイングは波はあるものの、ミケル・アルテタ監督の下で左サイドの主力として起用され続けており、レアンドロ・トロサールをベンチに追いやる場面も少なくない。
それでも、アーセナルが今夏に攻撃陣の再編を図る可能性もある。そうなれば、トロサールあるいはマルティネッリのどちらかを売却する必要が生じるかもしれない。しかし年齢や起用頻度を考えれば、売却対象としてはトロサールの方が現実的である。

バルセロナとアーセナルの間には過去にも多くの移籍の歴史がある。ティエリ・アンリ、セスク・ファブレガス、マルク・オーフェルマルスといった主力がカンプ・ノウへ渡ったケースがある。

マルティネッリがその系譜に名を連ねることになれば、果たして成功例となるのか、それとも失敗例に終わるのか。現時点では現実味に乏しいが、今後の数週間から数か月の動向次第では状況が一変する可能性もある。

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