エンケティアはクリスタル・パレスで定位置確保なるか 移籍後初ゴールに指揮官も満足 「彼はゴールを決めることができる選手」

今夏クリスタル・パレスに移籍したエンケティア photo/Getty Images

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カラバオカップで先制ゴール

今夏、下部組織から育ったアーセナルを離れ、クリスタル・パレスへ完全移籍を果たしたFWエディ・エンケティア(25)。

新天地で定位置確保を目指すストライカーはプレミアリーグ第4節レスター戦でパレスデビューを果たすと、続くカラバオカップ3回戦クイーンズ・パーク・レンジャーズFCとの試合でもスタメン出場を飾った。

パレスでの2試合目となったこの試合、エンケティアに嬉しい移籍後初ゴールが生まれた。16分、FKを獲得すると、エベレチ・エゼの意表をつくスルーパスに反応したエンケティアは豪快に右足を振り抜き、ネットを揺らしたのだ。チームにとって貴重な先制点を決めたエンケティアをオリヴァー・グラスナー監督は称賛し、今後の活躍に期待する言葉を試合後残した。
「彼と契約する前に、私たちは入念に調査した。アーセナルでプレイするエディを見たとき、彼は9番のポジションでプレイしていたが、彼は試合に深く関わっており、純粋な9番ではない」

「彼はスペースを見つけるのが非常に上手く、ライン間でもプレイできるし、10番もこなせるし、裏への抜け出しもできる。エディは加入前からそのことを示していた。彼はゴールを決めることができる選手だ。彼が最初のゴールを決めるのは時間の問題だったし、これが最後になることはないだろう」(英『TBR Football』より)

アーセナルでは最前線でプレイすることが多かったが、グラスナー監督は2列目でエンケティアを起用しており、10番としてもプレイできると感じているようだ。そのため、日本代表MF鎌田大地とはポジションを争う関係になりそうだ。鎌田はこの試合のようにもう1列下がったところでもプレイできるため、エンケティアと鎌田の加入でチームにオプションが増えたことは間違いない。

今夏、アーセナルを離れ新たな挑戦を決断したエンケティア。早速移籍後初ゴールをマークすることができたが、ここからゴール量産体制に入れるか。


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