「どのクラブとも合意に至っていない」アモリム監督、リヴァプールとの契約合意報道を否定

スポルティングCPのアモリム監督 photo/Getty Images

スポルティングCPは現在リーグ戦首位

今シーズン終了後に退任するリヴァプールのユルゲン・クロップ監督の後任として、基本合意したと報道されたスポルティングCPのルベン・アモリム監督が、この報道を否定した。英『BBC』が伝えている。

今年1月にクロップ監督が今季限りでの退任を発表すると後任を巡って、報道が加熱。同氏の他に、リヴァプールのOBでもあるレヴァクーゼンのシャビ・アロンソ監督やブライトンのロベルト・デ・セルビ監督らが後任候補にあがっていた。

そんななか、9日にドイツ『Sky Sports』が、リヴァプールとアモリム監督が基本合意に達したと報道した。この報道を受け、同監督は以下のようにコメントした。
「どのクラブとも面談はしておらず、どのクラブとも合意に至っていない。私の将来について話すのはこれが最後だ。私たち全員が望む唯一のことは、スポルティングCPでチャンピオンになることだ。何も変わらない」

アモリム監督はリヴァプールとの合意報道を否定し、リーグ戦での優勝に向けて集中すると語った。現在、スポルティングCPはプリメイラ・リーガで首位につけている。そのため、この発言は過熱する報道を沈静化する狙いもあるのだろう。ひとまず、アモリム監督は今シーズンが終わるまではクラブに集中することになりそうだ。

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