グリーリッシュに昨季のような輝きが戻ってきた シーズン終盤、マンCの左サイドは大きな武器に

シティに頼れる男が帰ってきた photo/Getty Images

デ・ブライネとのコンビも

マンチェスター・シティに所属するジャック・グリーリッシュが本来のパフォーマンスを取り戻しつつある。

プレミアリーグ第32節のクリスタル・パレス戦でスタメン出場を飾った同選手は左ウイングで抜群の存在感を見せた。この日2ゴール1アシストを記録したケビン・デ・ブライネと抜群のコンビネーションを見せ、左サイドから幾度となくチャンスを演出。デ・ブライネの2ゴールを始めとするこの日のシティの得点は左サイドから生まれており、90分を通して常に相手に脅威を与え続けた。

この日のグリーリッシュに英『Daily Mail』は10点満点中「8点」をつけており、これはデ・ブライネ(9点)に次ぐ高評価となった。さらに英『Manchester Evening News』も同じくチーム2番目となる8点をつけており、大一番であるCLラウンド8・1stレグのレアル・マドリード戦への期待のコメントを残している。
昨シーズンは3冠達成に欠かせない役割を果たしたグリーリッシュだったが、今シーズンは怪我に悩まされる1年を送っている。ここまでリーグ戦の出場は17試合に留まっており、3ゴール1アシストとなっている。度重なる離脱や新加入ジェレミー・ドクの存在もあり、一時は定位置を奪われるかと思われたが、この試合のグリーリッシュは昨季のような輝きを見せた。

シーズンも終盤にさしかかり、プレミアリーグ、CL、FAカップという3つのタイトル獲得を目指すシティ。2年連続3冠を目指すチームの鍵は再びシティの左サイドを牽引するグリーリッシュか。

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