マンUは56億円以上のオファーならサンチョの移籍容認か 独紙報道

復調傾向のジェイドン・サンチョ photo/Getty Images

公式戦2試合連続ゴール中

ボルシア・ドルトムントのジェイドン・サンチョが徐々に期待通りの活躍を見せ始めている。

同選手は、13日(現地時間)に行われたPSVアイントホーフェンとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグに先発出場し、3分に相手ペナルティエリアの外から右足を振り抜いて先制点をマーク。9日のブンデスリーガ第25節ブレーメンに続く公式戦2試合連続ゴールを達成した。

エリック・テン・ハーグ監督との確執からマンチェスター・ユナイテッドで出場機会を失っていたサンチョは、今年1月に古巣であるドルトムントにレンタル移籍で復帰。レンタル期間は今季終了まで、買い取りオプションは付いていないという契約内容でドルトムントに戻って来たが、ユナイテッドとドルトムント双方の事情によって、来季のサンチョの所属先が引き続きドルトムントになる可能性もあるようだ。
ドイツ紙『Bild』は、ドルトムントが3500万ユーロ(約56億円)から4000万ユーロ(約64億円)あたりの移籍金を提示した場合、ユナイテッドはサンチョの完全移籍を認める方針であると伝えている。2021年7月にドルトムントからサンチョを獲得した時、ユナイテッドは8500万ユーロ(当時のレートで約110億円)の移籍金を支払っているが、当時の半額程度であっても売却できるのであれば交渉に応じるという考えのようだ。

また、サンチョの完全移籍をめぐる交渉が決裂した場合、ドルトムントは代替案としてレンタル期間の1年延長かオランダ代表FWドニエル・マーレンとのトレードをユナイテッドに提案する方針であるとも同紙は報じている。

サンチョをめぐるドルトムントとユナイテッドの交渉は、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。

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