キャリアハイの公式戦18ゴール 正真正銘シティの中心選手となったフォーデンが過ごす充実のシーズン

ダービーで2ゴールの活躍 photo/Getty Images

シティで最も危険な存在に

マンチェスター・シティの至宝、FWフィル・フォーデンは今シーズン、チームで最も危険な存在になりつつある。

マンチェスター・ユナイテッドでの2ゴールの活躍は圧巻で、なかなか点を奪えないチームの救世主となった。この試合の2ゴールでフォーデンは今季公式戦40試合で18ゴール10アシストをマークし、キャリアハイの数字を叩き出した。

このフォーデンの活躍には、英『BBC』も注目しており、これまでのトップチームでの成長を取り上げている。2017-18シーズン、公式戦10試合に出場し、1アシストで始まったフォーデンのトップチームでのキャリア。18-19シーズンには26試合で7ゴール2アシスト、19-20シーズンは38試合で8ゴール9アシストを記録した。そして20-21シーズンは50試合で16ゴール10アシストという今季に次ぐ成績を残している。
その後の21-22シーズンは、45試合で14ゴール11アシスト、そして昨シーズンは48試合で15ゴール7アシストをマークし、初のCL優勝など3冠に大きく貢献した。安定したゴール数をここ数年は残していたフォーデンだが、今季はチャンスクリエイトの数を圧倒的に伸ばしているようだ。

今季はここまで82回のチャンスクリエイトを記録。昨季が61回だったことを考えても、現段階で大幅に更新している。さらに今季に次ぐ成績を残していた20-21シーズンでも75回となっており、今季のフォーデンの活躍の凄さがわかる数字となった。

フォーデンの才能はトップチームデビュー時から注目されていたが、スター選手揃いの中で絶対的な存在になるまでには至っていなかった。しかし今季のここまでの存在感は間違いなくシティの中心選手であり、欠かせない選手にまで成長している。

シティはCLのセカンドレグを戦った後、リヴァプール、FAカップのニューカッスル、アーセナル、アストン。ヴィラという強豪との対決が続く。このビッグクラブとの連戦を制し、シティがタイトルに近づくためには、フォーデンの活躍が必要不可欠となる。

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