遠藤航のカムバックでリヴァプールの中盤はどうなる 意見分かれるマクアリスターとの連携

遠藤はバーンリー戦に出場 photo/Getty Images

気になる中盤の組み合わせ

アジアカップの戦いを経て、MF遠藤航がリヴァプールに戻った。さっそく遠藤は10日のバーンリー戦にフル出場しているが、気になるのはMFアレクシス・マックアリスターとの共存問題だ。

マクアリスターは12月に負傷離脱していた期間があり、その間に遠藤が評価を上げた。その後遠藤がアジアカップを戦う日本代表に合流したため、2人の共闘は限られていた。

バーンリー戦では2人とも先発しているが、この同時起用が可能か疑問視する向きもある。リヴァプール専門メディア『Liverpool.com』でも議論しているが、マット・アディソン記者は遠藤をアンカーの2番手にすべきとの見方を示す。
「勝者は1人だけだ。リヴァプールでのプレイに慣れてから多くの印象を残した遠藤には厳しいが、この2人で優れているのはマクアリスターの方だ。彼はポゼッションの部分でより多くのことを提供でき、今はオフザボールの要求にも適応している。クロップにインサイドハーフの役割で使える選択肢が増える中、アンカーはマクアリスターが間違いなくNo.1だ」

一方、同時起用も可能との見方もある。ジェイムズ・マーティン氏はマクアリスターがインサイドハーフの役割に慣れるべきとの考えで、遠藤&マクアリスターの組み合わせをプッシュする。

「マクアリスターは、リヴァプールのシステム内でインサイドハーフに求められることを再学習する必要がある。最終的には後ろに構える遠藤が提供する強固な守備基盤からの恩恵を受けることができるだろう」

守備力では遠藤の方が上だろう。中盤の底でボールを回収できる遠藤の存在も外せないところで、クロップが中盤をどう組み替えていくのか注目される。

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