ルートン・タウンで復活を遂げたMFバークリー 残留のキーマンとなるのはプレミアを知る男か

チームに欠かせない存在になっている photo/Getty Images

今季よりプレミアリーグに復帰

現在プレミアリーグ22試合を終えて、5勝5分12敗で17位に沈んでいるルートン・タウン。

プレミアリーグ初昇格となったルートンはここまで苦戦しており、残留争いを強いられているが、下位の3チームより1試合少ない状況のため、現段階では少し有利な状況にいる。

そんなルートン・タウンで存在感を示しているのがMFロス・バークリー(30)だ。エヴァートンの下部組織で育つと、そのままトップチームでプレミアデビュー。イングランド代表にも名を連ねていたMFは2018年にチェルシーに移籍。チェルシーでは100試合に出場し12ゴール11アシストを記録するも、2022年にフランスのリースへ移籍をしていた。
1年ぶりにプレミアリーグに帰ってきたバークリーはここまでリーグ戦17試合で3ゴール3アシストを記録。ルートン・タウンの攻撃の中心的存在となり、大復活を遂げている。英『Sky Sports』も今シーズンのバークリーに注目している。

「バークリーはルートンにプレミアリーグのノウハウとポゼッションのクオリティを提供している。彼はルートンのボール進行の中心人物であり、パスとボールキャリーの両方で先頭に立ってチームをゴールに近づける。ハッターズはポゼッションにこだわらないかもしれないが、エドワーズは中盤でボールを奪ってプレッシャーを軽減できる選手の価値を認めている」

ルートン・タウンはポゼッションを重視するチームではないが、バークリーのような違いを生み出せる選手がいるのは心強い。また同メディアによると、チャンスメイク数やドリブル成功数は今までのプレミアでの成績と変わらないが、1試合あたりのタックル数やインターセプトは2倍になっており、守備面での改善が見られるという。

今シーズンがプレミア初挑戦となるルートン・タウンに長年プレミアでプレイしてきた選手がいることは大きいだろう。残留を目指して戦う後半戦となるが、鍵を握るのはプレミアをよく知るバークリーの存在かもしれない。

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