自身の真価を示す3G1Aの大活躍 指揮官はF・トーレスの姿勢を称賛 「夏に、バルサで何があっても成功したいとメッセージを送ってきた」

チームを勝利に導くプレイを見せた photo/Getty Images

限られた時間の中で結果を残す

ラ・リーガ第21節でベティスと対戦したバルセロナ。ジローナやレアル・マドリードにこれ以上勝ち点差を離されないためにも勝ち点3が必要だった。

そんなこの試合で圧巻の活躍を見せたのが。スペイン代表FWフェラン・トーレス(23)だ。この日スタメン出場したトーレスは、3ゴール1アシストの大活躍。チームの全得点に関与し、4-2の勝利に大きく貢献した。

指揮官のシャビ・エルナンデスは、この日のトーレスのパフォーマンスを称賛すると同時に、常に努力を惜しまなかった同選手の姿勢を称賛している。
「フェランは一人で、状況を一変させてしまった。彼は夏に、バルサで何があっても成功したいとメッセージを送ってきた。手本であり、彼のために僕はとても嬉しく思っている。彼にはそれだけの価値がある。なぜなら、自ら勝ち取ったのだから。強い個性があり、現在、最高の状態にある。それを僕らは生かさなければならない」(クラブ公式より)

バルセロナでの100試合目で、最高のプレイを見せたトーレス。今季は公式戦29試合に出場し11ゴール4アシストを記録している。リーグ戦では19試合に出場し7ゴール3アシストを記録しているが、スタメン出場は9回のみだ。

リーグ戦での出場時間は893分となっており、限られた出場時間の中で結果を残しているということがわかる。少ないチャンスでもしっかりと結果を残すことができているのは、常に準備ができているからだろう。

まだ首位のジローナとは8ポイント差がある状態ではあるが、ここからバルセロナが再び順位を上げていくにはトーレスの活躍は欠かせないものになる。


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