スパーズはヴェルナーに続いて新CBドラグシンも確保 「セリエAで最も興味深い若手DFの一人」と期待の声

ジェノアからトッテナムへ移籍するドラグシン photo/Getty Images

早くも積極的な補強を展開

攻守両面で選手層が薄くなっていたトッテナムは、今冬の市場で積極的な動きを見せている。

先日にはライプツィヒからFWティモ・ヴェルナーをレンタルで獲得したが、11日にはジェノアからルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(21)の獲得をまとめた。

191cmのドラグシンはセンターバックを本職としており、ここはミッキー・ファン・デ・フェンの離脱もあって手薄になっていたポジションだ。スムーズにセンターバックを補強できたのは大きい。
21歳ながらドラグシンの評価は高く、情報サイト『Transfermarkt』でイタリアサッカー部門を担当するジャティン・ディートル氏はトッテナムでも成功できるはずと太鼓判を押す。

「ドラグシンはセリエAで最も興味深い若手DFの一人だ。彼は現代的な選手でフィジカルが非常に強く、空中戦でも強さを発揮する。時には、彼はボールを持ち運んで『レジスタ』のように振る舞うこともある。デスティニー・ウドジェに続き、トッテナムにとってはイタリアからのポジティブな補強となるだろう」

今季のドラグシンはジェノアの主力としてリーグ3位となる空中戦勝利数58回、リーグ2位となる82回のクリア数を記録するなど、センターバックとして確かな数字も残している。ルーマニアのファン・ダイクなんて期待もあるようで、ファン・デ・フェンの相棒としてフィットすれば面白い。

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