現有戦力でアーセナルの “ストライカー問題”は解決できるのか…… ジェズス&エンケティアにとっては真価が問われる後半戦に

アーセナルのストライカー、ジェズス photo/Getty Images

タイトル獲得を目指す

20年ぶりのプレミアリーグ制覇を狙っているミケル・アルテタ率いるアーセナルは20試合を終えて、現在4位に位置している。

MFデクラン・ライスやMFカイ・ハフェルツらを新戦力で獲得したアーセナルは大型補強に成功し、15試合ぶりにリーグでマンチェスター・シティに勝利するなどシーズン序盤は良いスタートを切っていた。

しかし直近4試合は1分3敗となっており、勝てていない。調子を落としているアーセナルの問題の1つとされているのが得点力不足だ。タイトル獲得にはストライカーの獲得が必要不可欠だと考えられており、1月の移籍市場で多くの選手の噂が浮上している。しかし夏に高額な移籍金で選手を獲得したこともあり、1月にはストライカーの獲得に動かない可能性もあるようだ。
すでにアーセナルには、FWガブリエウ・ジェズスとFWエディ・エンケティアという2人のストライカーがいるが、タイトル獲得には足りないという見方が多い。2人にとっては悔しい状況だが、元アーセナルのバカリ・サニャは2人が軽視されていると考えているようだ。

「アーセナルにはすでにガブリエウ・ジェズスというトップストライカーがいることを忘れてはいけない。人々は常に彼の能力に疑問を抱いているが、私は彼が素晴らしい選手だと思っている」

「多くの人が、アーセナルは今いるストライカーをアップグレードする必要があると指摘している。でも、すでにチームにいる選手たちに対して、少し無礼になりがちだと思う。アーセナルには良いストライカーがいる。エディ・エンケティアもアーセナルにとって重要なゴールをいくつか決めた優れた選手だ」(『METRO』より)

ジェズスは今季、公式戦21試合に出場し7ゴール3アシストをマークしており、エンケティアは27試合で6ゴール4アシストを記録している。しかしリーグ戦ではジェズスが15試合で3ゴール1アシスト、エンケティアが19試合で5ゴール3アシストと、タイトルを狙う上では少し物足りないか。

ストライカーの問題が最近は注目されているが、ジェズスとエンケティアにとっては自身の真価を示すためにも後半戦の活躍が期待される。

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