リヴァプールとの大一番で冨安不在は痛すぎる 気になる左サイドの守備「ジンチェンコも良い仕事ができるが……」

現在は離脱が続いている冨安 photo/Getty Images

アウェイのリヴァプール戦こそ冨安の守備力が欲しかった

23日、プレミアリーグではリヴァプールVSアーセナルの首位攻防戦が行われる。両チームには負傷者も出ているが、アーセナルでは日本代表DF冨安健洋の離脱が続いている。今季のアーセナルは最終ラインのオプションが豊富なことが1つの強みだっただけに、この大一番に冨安が不在なのは痛い。

アーセナル専門サイト『Just Arsenal』も冨安を左サイドバックで起用できないのは厳しいと主張する。

「週末のリヴァプール戦は、冨安にとって成長するには完璧なタイプの試合だった。ジンチェンコも良い仕事ができるが、冨安は他の選手よりも1つクラスが上に見え始めていた」
オレクサンドル・ジンチェンコと冨安ではタイプが異なる。レフティーのジンチェンコは攻撃の組み立てに強みを持つが、守備面では冨安の方が信頼できる。特に右のモハメド・サラーを筆頭にトップクラスのアタッカーを揃えるリヴァプール相手の場合、守備で信頼できる冨安不在は残念だ。

同サイトは昨季のアーセナルが優勝を逃した理由の1つにも負傷離脱者の存在が挙げられると伝えており、昨季も終盤に冨安とDFウィリアム・サリバが離脱した。序盤から長く首位を守っていたものの、最後にガス欠を起こしてマンチェスター・シティに抜かれてしまったのだ。

今季はその反省を活かしたいところだが、運命のリヴァプール戦へ冨安の不在はどう響くのか。今回はアウェイでの難しいゲームが予想されるが、最低でも勝ち点1は持ち帰りたいところだ。

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