指揮官としては兄・フィリッポを超える 世界が認める弟・シモーネのサッカーIQ「誰もがシモーネの才能を認め始めた」」

インテルを指揮するシモーネ・インザーギ photo/Getty Images

選手としては兄の方が印象的だったが……

名選手が名監督になると決まったわけではない。伊『Gazzetta dello Sport』が注目したのは、イタリアの『インザーギ兄弟』だ。

現役時代の成績から見れば、選手として大きな成功を収めたのは兄のフィリッポ・インザーギの方だろう。主にミラン、ユヴェントスで活躍し、セリエAでは通算156ゴール、チャンピオンズリーグでも46ゴールを記録。スクデット、チャンピオンズリーグの両タイトルを獲得しており、2006年にはイタリア代表の一員としてワールドカップ・ドイツ大会制覇も経験した。

一方、弟のシモーネ・インザーギはイタリア代表での出場試合数が僅か3試合に留まる。主にラツィオでプレイし、セリエA通算得点は43ゴールだ。これも凄いことではあるが、やはり兄に比べるとインパクトに欠ける。
ただ、指揮官としては逆だろう。同メディアによると、父のジャンカルロ氏は「ついに誰もがシモーネの才能を認め始めた」と現在セリエAの名門インテルを指揮するシモーネの働きぶりに胸を張る。

兄のフィリッポも現役を退いてからすぐに指導者の道へ入っており、ミラン、ヴェネツィア、ボローニャ、ベネヴェント、ブレシア、レッジーナ、そして現在指揮するサレルニターナと、イタリア国内で経験を積んできた。ただ、大成功しているとは言い難い。

対してシモーネ率いるインテルは3バックをベースとした安定感抜群の戦いでセリエAをリードしており、昨季にはチャンピオンズリーグ準優勝の成績を残している。指揮官としてCL制覇に近いのはシモーネの方だろう。

インテルでの手腕は高い評価を得ており、現代を代表する名将候補の1人と言っても大袈裟ではない。指揮官としては兄よりも成功する可能性が高いと言えそうで、現役時代はあまりスポットが当たらなかったそのサッカーIQに注目が集まっている。

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