今ならラッシュフォードよりゴードン? 明暗分かれるイングランド代表左サイドを巡る争い

マンU戦で決勝点を挙げたゴードン photo/Getty Images

ニューカッスルとマンUの直接対決はゴードンに軍配

2日に行われたプレミアリーグ第14節のニューカッスルVSマンチェスター・ユナイテッドの一戦は、ホームのニューカッスルが1-0のスコアで勝利を収めた。試合はスコア以上にニューカッスルが支配する展開となり、組織としての完成度の差が感じられた一戦だったと言える。

そしてこの一戦で決勝点を決めたのがニューカッスルの左ウイングに入るFWアンソニー・ゴードンだ。

右サイドからキーラン・トリッピアーが入れたグラウンダーのクロスを押し込んでおり、これで今季6ゴール目だ。当初は得点力が物足りないとの指摘もあったが、ここ6試合で3ゴールとペースを上げてきた。
気になるのは、マンUのFWマーカス・ラッシュフォードとのイングランド代表メンバー争いだ。ラッシュフォードも主にウイングを本職としており、ガレス・サウスゲイト率いるイングランド代表の常連メンバーでもある。

しかし今季はマンUの成績も振るわず、エースになるべきラッシュフォードもリーグ戦13試合で2ゴールと元気がない。英『BBC』によると、トッテナムで活躍したジャーメイン・ジェナス氏はラッシュフォードを代表メンバーから外し、ゴードンをEURO2024へ連れていくべきとの考えを示す。

「サウスゲイトはアンソニー・ゴードンの選出について真剣に検討する必要がある。彼が過去選んできた選手たちに忠実であることは知っているが、ラッシュフォードと比較すると、現時点ではゴードンのパフォーマンスの方がはるかに優れている。ゴードンがやっていることを無視することはできないよ」

サウスゲイトは一部メンバーを固定するところがあるが、プレミアリーグで2ゴールに留まるラッシュフォードを招集すべきかは意見が分かれるだろう。22歳のゴードンが評価を伸ばしているのは確かで、今の状態が続く場合はラッシュフォードを外すことも考える必要がありそうだ。

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