サンパウロでまたも怪我のトラブル 再起誓った“34歳”のブラジルの至宝は今

サンパウロに所属するパト photo/Getty Images

常に怪我に苦しめられてきた

サンパウロでのプレイはこれが最後となってしまうのだろうか。今年も怪我に苦しめられているのが元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトだ。

ブラジルのインテルナシオナルで頭角を現したパトは、2007年にイタリアの名門ミランへ移籍。当時の期待度はかなりのものがあり、長くセレソンを引っ張っていく存在になると考えられていた。

しかし、パトは年齢を重ねるとともに怪我が増加。2013年にはコリンチャンスと契約して母国ブラジルに戻ることになり、徐々に話題になる機会が減ってしまった。
その後は2016年にチェルシー、ビジャレアルへの移籍で再び欧州へ戻り、2017年には中国、2021年にはアメリカ・MLSへ渡るなど世界の各地でキャリアを続けてきた。

今年5月にはサンパウロと契約を結んだのだが、膝の怪我に加えて筋肉系のトラブルもあった。現在も筋肉系トラブルによる離脱が続いており、スペイン『as』は最後に出場した9月のフォルタレザ戦がサンパウロでのラストゲームになるかもしれないと取り上げている。

今季は出番が限られる中で2ゴールを挙げるなど時折ファンを盛り上げていたのだが、怪我の問題もあって継続することが難しかった。

クラブとの契約は今年末までとなっているが、ブラジルの至宝と期待されてきたパトのキャリアはどうなるのか。

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