まだパルマーはイングランドA代表に入れない? メンバー構成変わらぬサウスゲイトの選考に再びの注目集まる

チェルシーで奮闘するパルマー photo/Getty Images

チェルシーでのパフォーマンスは評価されているが……

タレント揃いなイングランド代表で誰もが納得するメンバー構成を考えるのは難しいことだが、代表監督ガレス・サウスゲイトのメンバー選考は毎回何かと話題を呼びがちだ。

今月のイングランドは17日にEURO2024予選でマルタ、20日に北マケドニアと対戦する予定で、それに向けたメンバーが9日に発表された。

スペイン『as』が注目したのは、チェルシーで好パフォーマンスを披露する21歳のMFコール・パルマーがメンバーに入らなかったことだ。
今夏にマンチェスター・シティからチェルシーへ移籍したパルマーは、ここまでリーグ戦で3ゴール2アシストとまずまずの結果を出している。右ウイングからトップ下、時には最前線など幅広い役割をこなしており、今夏のチェルシー新戦力組でも当たりと言っていい選手だ。

U-21イングランド代表の常連メンバーではあり、今回もU-21代表の方には招集されている。しかし同メディアは、来夏のEURO2024本番へパルマーをテストしてもいいのではないかと主張している。すでにイングランドはEURO本大会出場を決めているため、今月のゲームは消化試合でもある。

ただ、今回もサウスゲイトの招集メンバーに大きな変化はない。マンチェスター・ユナイテッドで思うような結果を残せていないFWマーカス・ラッシュフォードもメンバーに入っており、マンUよりDFハリー・マグワイア、アル・イテファクよりMFジョーダン・ヘンダーソンとお気に入りメンバーの顔ぶれも変わらない。

来夏の本番へメンバーはほとんど固まってきているのだろうが、その構成には賛否両論あるか。残りの半年で新戦力のテストは行わないのかも気になるポイントで、パルマーのようなフレッシュな選手をA代表でテストしてみても面白いはずだ。

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