C・ロナウドよりも怖い? アジアのDFたちは12戦11ゴールの“怪物”ミトロビッチを止められるか

アル・ヒラルで暴れるミトロビッチ photo/Getty Images

ACLで最も怖いFWになる可能性も

アジアのレベルで抑えられるだろうか。

サウジアラビアのアル・ヒラル加入から12試合で11ゴールと大暴れしているのが、アル・ヒラルFWアレクサンダル・ミトロビッチだ。

セルビア代表の歴代最多得点記録を持つミトロビッチは、まだ29歳と中堅世代だ。イングランドのフラムで活躍を続けていたのだが、今夏にアル・ヒラル行きを決断。年齢的にも今が全盛期と考えることもでき、対応にはかなり手を焼きそうだ。
23日にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第3節が行われ、アル・ヒラルはインドのムンバイ・シティFCと対戦して6-0の大勝を飾っている。

このゲームでミトロビッチはハットトリックを記録しているのだが、相手DFをパワーで圧倒してから決めたヘディングシュート、右からのクロスにバイシクルシュートで合わせたゴールなど、やりたい放題だ。ムンバイ・シティは明らかな格下であり、DFが1対1でミトロビッチを止めるのは無理があったのだろう。

アル・ヒラルでは、先日の親善試合でブラジル代表FWネイマールが大怪我を負ってしまう悲しいニュースがあった。ネイマールがクラブNo.1のスターだっただけに、ショックは大きいだろう。

それでも、ミトロビッチを筆頭にMFセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ、ルベン・ネヴェス、FWマウコム、DFカリドゥ・クリバリら実力者が揃っている。以前からJリーグ勢とACL制覇を争うクラブだったこともあり、そこに欧州の実力者が加わった今のアル・ヒラルは恐ろしいチームだ。

ACLでも優勝候補の一角で、ミトロビッチも得点ペースをさらに上げてくると予想される。アル・ナスルで暴れるFWクリスティアーノ・ロナウドも絶好調だが、ミトロビッチも実力的にはACL最高のストライカーとなる可能性がありそうだ。

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