上田綺世の穴を埋める“トーゴのルカク” ベルギーで得点ランク首位に立つ新たな才能

セルクル・ブルージュのエース・デンキー photo/Getty Images

いきなり11戦9ゴールと大爆発

昨季ベルギーのセルクル・ブルージュでは、日本代表FW上田綺世がリーグ戦22ゴールと大活躍した。

その活躍から上田はエールディヴィジ王者フェイエノールトに引き抜かれることになり、この流出はセルクル・ブルージュにとって痛手だっただろう。

しかし、早くもセルクル・ブルージュでは新たなストライカーが完成しようとしている。
第11節消化時点で9ゴールを奪って得点ランク首位に立ったのは、セルクル・ブルージュFWケビン・デンキー(22)だ。

デンキーは2021年冬にフランスのニームから200万ユーロの移籍金で加わったトーゴ代表のストライカーで、昨季はリーグ戦38試合で11ゴールの成績を残している。これも悪い成績ではないが、話題をさらったのは22ゴールを奪った上田の方だ。

それが今季は11試合で9ゴールとかなりのペースでネットを揺らしており、元オランダ代表のマルク・デグリースは「22歳の若さと、彼の体格。彼はルカクを思わせる」とデンキーのパフォーマンスを称賛する(ベルギー『Walfoot』より)。

チームにとっては良いサプライズとなっており、今度はデンキーがステップアップする番か。

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