ビッグロンドンダービーの低調なパフォーマンスで批判にさらされるラジャ アルテタは擁護「ミスはどのポジションでも起こる」

現在はファーストチョイスとなっているラジャ photo/Getty Images

過熱する“ラムズデール待望論”

22日に行われたアーセナルとチェルシーとのビッグロンドンダービーで、低調なパフォーマンスに終わったアーセナルGKダビド・ラジャは批判にさらされている。後半3分、ミハイロ・ムドリクのクロスをラジャがかぶるような形で失点した場面では、ラジャのポジショニングについてイングランド国内でも厳しい意見が目立つ。その他にも、ラジャのパスミスから決定的な場面が作られるなど、不安定さが目立つ試合になった。

英メディア『Daily Mail』によると、この試合の解説を務めた元イングランド代表のガリー・ネビル氏はラジャが“助け”を求めているような表情をしていたとコメントしている。

しかし、ミッドウィークに行われるチャンピオンズリーグ、セビージャ戦のプレスカンファレンスで、ラジャがプレッシャーに苦しんでいるかどうかについて聞かれると、アルテタはラジャを擁護するコメントを残した。
「それがビッグクラブでプレイすることのプレッシャーだ。勝たなければならないし、ベストを尽くさなければならない。ミスは、ディフェンダーやストライカー、GK、どのポジションでも起こるものだ」

現在、プレミアリーグ9試合を終えてアーセナルは未だ無敗の3位。ラジャの加入当初はアーロン・ラムズデールとローテーションを組むとも思われていたが、ふたを開けてみれば、ラジャが完全にアルテタのファーストチョイスとなっている。

正守護神の地位を奪われることになったラムズデールには早くも1月に移籍の噂が出てきている。ラジャのビッグロンドンダービーでのミスで、ファンの間では“ラムズデール待望論”も多く聞かれるようになったなか、GKの1枠をめぐる争いがどうなっていくのか注目だ。

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