絶賛される“日本のモドリッチ”はどこまで進化する セルティックでの輝きと森保ジャパンでの期待

セルティックで主力として活躍する旗手 photo/Getty Images

キルマーノック戦ではスーパーゴール

今季は怪我もあって少々出遅れたが、新生ブレンダン・ロジャース体制のセルティックで日本代表MF旗手怜央が真価を発揮し始めている。

7日に行われたスコティッシュ・プレミアリーグ第8節のキルマーノック戦では、前半22分に華麗なドリブル突破から先制点を記録。この得点シーンにて、味方のパスを受けると同時に相手をかわした旗手のトリックはサポーターから絶賛されており、相手のライン間でボールを受けたところからフィニッシュまで旗手の良さが詰まったプレイだった。

地元メディア『The Scottish Sun』は旗手のゴールに対するSNS上でのサポーターの反応をまとめているが、中にはレアル・マドリードMFルカ・モドリッチと比較する声まである。
「あのゴールは素晴らしかった。まるでモドリッチだ」

「彼はいったいどんなスキルを使ったんだ!?」

「彼はどうやって最初のDFをかわしたのか……あれは魔法か?」

ドイツ、トルコを撃破した9月の代表マッチウィークは、怪我の影響で不参加だった。旗手も悔しい思いをしたはずだが、今月の代表メンバーにはきっちりと招集を受けている。13日のカナダ戦、17日のチュニジア戦では森保一監督にアピールしていきたいところ。

特に今の日本代表は2列目に豊富なタレントを抱えており、中盤から彼らを活かすセントラルMFが必要だ。旗手にはその能力があり、狭いエリアでも確実にボールをキープできるだけの技術とパス精度を持ち合わせる。ワールドカップ2026年大会へ欠かせぬピースの1人と言えるはずで、旗手が『日本のモドリッチ』となってくれれば言うことなしだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ