“4500万ポンド”の移籍金も納得できるレベルへ? ニューカッスルでサン・マクシマンの穴埋めるゴードンの奮闘

ニューカッスルでプレイするゴードン photo/Getty Images

ニューカッスル新たな左サイドの翼

今季ここまで全コンペティション合わせて10試合で2ゴール2アシストと、得点に絡む回数が多いというわけではない。

ただ、ニューカッスルの左ウイングを担当するFWアンソニー・ゴードン(22)はチームに欠かせぬ重要戦力へと成長している。

ゴードンは今年1月にエヴァートンから加入したアタッカーだが、ニューカッスルはゴードン獲得に4500万ポンドを投じている。エヴァートンでも継続的にプレイしてはいたものの、エヴァートンでの成績は78試合で7ゴール8アシストに留まっていた。やや移籍金が高すぎるとの見方もできるだろう。
しかし、英『The Guardian』はそれも納得できるレベルに達しつつあるとゴードンの奮闘を評価する。左サイドから仕掛けるドリブルには馬力があり、縦にも中にも仕掛けられる。ニューカッスルは今夏にプレミアと世界を代表するドリブラーであるFWアラン・サン・マクシマンを手放しており、ワイドな位置から仕掛けられるドリブラーは貴重だ。サン・マクシマンほどの突破力を備えているわけではないが、ゴードンの仕掛けも魅力的だ。

また同メディアは、「ゴードンは他の選手よりもハードワークしている。今季はニューカッスルの誰よりも多くのタックルを仕掛けており、90分あたり2.5回だ」と守備面での貢献も評価する。

得点力は課題として残るが、そこを磨けばイングランドA代表でのプレイも見えてくるのではないか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ