CLでも存在感を示す2ゴール チャンスメイクも得点もできるアルバレスはマンCに欠かせない選手へと成長した

今季絶好調のアルバレス photo/Getty Images

マンCの攻撃陣を引っ張る

昨シーズンのヨーロッパ王者であるマンチェスター・シティの連覇を目指すチャンピオンズリーグ(CL)の戦いがスタートした。

グループステージ第1節はツルヴェナ・ズヴェズダと対戦。マンCが開始直後から試合を優勢に進めていたが、前半終了間際にMFオスマン・ブカリに得点を許してしまい、後半を迎えた。

後半直後の47分にFWフリアン・アルバレスが同点ゴールを決めると、勢いを取り戻したマンCはアルバレスの2点目とMFロドリのダメ押しゴールが決まり、3-1で初陣を飾った。
この試合でも傑出したパフォーマンスを見せたのがアルバレスだ。マンCは今夏MFイルカイ・ギュンドアンとFWリヤド・マフレズが退団し、MFケビン・デ・ブライネが負傷離脱したため、攻撃陣の弱体化が心配された。しかし、そんな不安を吹き飛ばす活躍を見せているアルバレス。

決定力のあるシュートはもちろんだが、ライン間でボールを受け、チャンスメイクをするシーンも今シーズンは多く見られる。この試合の1点目も自らライン間でボールを受け、ハーランドとのワンツーから得点を決めた。自らでチャンスを演出し、得点も奪うこともできるオールラウンドプレイヤーに成長しつつある。

指揮官のペップ・グアルディオラ監督も攻撃陣を牽引するアルバレスを絶賛している。

「本当に良かった。すべてのアクションが本当に素晴らしく、とても速かった。アーリングのアシストは本当に良かった」

「彼はとても若い。クラブはなんと素晴らしい契約をしたのだろう。彼は戦う姿勢、ゴール、アシスト、すべてを持っている。信じられないほど、素敵な男だ」

「アーリングの後ろでプレイする彼は信じられないほどの脅威だ。本当に喜ばしいことだし、それに値するものだ」(クラブ公式より)


デ・ブライネの負傷はチームにとって痛手ではあるが、フィル・フォーデン、アルバレスのコンビが司令塔の穴を埋め、攻撃陣を牽引している。

今シーズン、公式戦通算8試合で4ゴール4アシストを記録しているアルバレス。デ・ブライネ不在の今、マンCの攻撃の中心を担うアルバレスから目が離せない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ