ドイツはキミッヒの偽SBプランもあり? 負けられない日本戦へフリックはどうする

ドイツ代表のキミッヒ photo/Getty Images

マンCの戦いを参考にしているとの情報も

昨年のワールドカップ・カタール大会ではグループステージ敗退に終わり、今年に入ってからも親善試合で結果が出ていないドイツ代表。

9日には日本代表との親善試合が控えているが、ドイツを指揮するハンジ・フリックにもう負けは許されない。今月の日本、フランスとの親善試合では勝利という結果が求められている。

それに向けた打開策になるかは分からないが、独『Bild』はフリックがMFジョシュア・キミッヒの偽SBプランも検討していると伝えている。
キミッヒはボランチ、サイドバックの両方に入れる選手で、現在のドイツはサイドバックの人材が不足気味だ。そこで右サイドバックにキミッヒを回し、マンチェスター・シティが見せているような偽SBの役割をキミッヒに任せるアイディアも浮上しているという。

マンCではDFジョン・ストーンズが攻撃時と守備時にポジションを大きく変えているが、すでにフリックは代表合宿でマンCの戦い方をビデオで見せながら自身のアイディアを選手たちに伝えているようだ。

ドイツの場合はセンターフォワードも不足しているため、組み立て部分以上にフィニッシュ部分が課題ではある。しかしキミッヒに自由を与えることでチャンスメイクの量と質が向上する可能性はあり、そのプランが採用される場合は日本の守備陣も特別な対応が求められるだろう。試合展開としてはカタール大会の時と同様にドイツがボールを支配してくると予想されるが、その中でドイツはどうビルドアップに変化を加えてくるのか。

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