理想は“日本のベリンガム” リーズが注目する田中碧の可能性「ボックス内に飛び出して重要なゴールを決めることもできる」

デュッセルドルフでプレイしてきた田中碧 photo/Getty Images

イングランド2部への挑戦はあるか

移籍市場閉幕までに動きはあるだろうか。現在イングランド2部のリーズ・ユナイテッドが追いかけているのは、ドイツ2部のデュッセルドルフでプレイする日本代表MF田中碧だ。

昨年のワールドカップ・カタール大会でも日本代表の主力として活躍した田中は、2021年よりデュッセルドルフで技を磨いてきた。リーズは2部に降格したクラブではあるが、イングランド2部はレベルの高いコンペティションだ。リーズから1部昇格を目指すプランも悪くないだろう。

地元メディア『Leeds Live』は早くも田中がどんなプレイヤーか取り上げているが、比較対象として今夏レアル・マドリードへ移籍したイングランド代表MFジュード・ベリンガムの名を挙げる。
「ドイツでの田中は、レアル・マドリードのスーパースターとなったジュード・ベリンガムと比較されている。ボックストゥボックスのMFで、守備的な役割からボックス内に飛び出して重要なゴールを決めることもできる。デュッセルドルフでも主力の田中は、フィールド上でのキーマンと見なされている」

ベリンガムはセントラルMFとしての理想形だろう。田中は攻守両面でハードワークできるMFで、第一次森保ジャパンではアジア最終予選あたりから主力に定着してきた。ワールドカップではグループステージ最終節のスペイン戦で膝で押し込んだ決勝点が記憶に新しいが、田中にとってリーズ行きはステップアップとなるのか。

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