2試合で2ゴールのフェラン・トーレス 今シーズンは自身の存在価値を示すことができるか

今季ここまで好調なフェラン・トーレス photo/Getty Images

3試合を終えて、2勝1分

バルセロナはラ・リーガが開幕して3試合、2勝1分と良いスタートを切っている。開幕戦のヘタフェ戦ではスコアレスドローに終わるも、2節のカディスには2-0、そして3節のビジャレアルには撃ち合いの末、4-3で勝利した。

イルカイ・ギュンドアンやオリオル・ロメウらが今シーズン新たに加入したが、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバ、ウスマン・デンベレが退団し、チーム状況は昨シーズンと大きく変わる。

そんななか、開幕から3試合で2得点を記録しているのが、フェラン・トーレスだ。トーレスは2021年にマンチェスター・シティからバルセロナに5500万ユーロとボーナスが付随した移籍金で5年契約を結んだ。
次世代のスペイン代表の攻撃陣を牽引する存在として活躍が期待された。加入1年目は冬からの加入であったが、リーグ戦18試合で4ゴール4アシストを記録。昨シーズンは、リーグ通算33試合で4ゴール2アシストと、当初の期待に応えるには十分ではない。

今夏も移籍の噂が浮上していたが、選手本人はバルセロナに残留することを強く望んでいた。そんなトーレスは今シーズンここまで好調なスタートを切っている。

スペイン『as』では、トーレスは昨シーズンとは大きく違っており、ここまで活躍の裏には何時間ものコーチングと同選手の陰の努力の賜物であると報じている。同メディアはトーレスはあまりにも自分への要求が高く、うまくいかないこともあったが、好調な時はなんでもできるように感じるだろうと、今後の活躍に期待している。

開幕から3試合、まだスタメン出場はないが、少ない出場時間でしっかりと結果を残しているトーレス。今シーズンはバルセロナで自身の存在価値を示すことができるのだろうか。

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