トッテナム戦で負傷のマウントは最大6週間の離脱 マクトミネイらの放出にも影響が?

ハムストリングを負傷したマウント photo/Getty Images

当初の予想より長引くか

マンチェスター・ユナイテッドMFメイソン・マウントは、しばらく戦線を離脱するようだ。

トッテナム戦後に「軽傷」と伝えられていたマウントの負傷は思ったよりも重かったようで、英『Daily Mail』によればハムストリングの負傷により最大6週間ほど離脱することになる。そうなると9月中に復帰は難しいということになり、代表マッチウィーク明けのブライトン戦や、その次のバーンリー戦なども出場が怪しくなってきた。

また、同紙はマウントの負傷によって、放出が検討中であるとされるMFスコット・マクトミネイを引き止めておく可能性についても指摘している。マクトミネイは先日、プレミアリーグの日程の合間で行われたバーンリーとの親善試合に出場したが、チームは3-0で敗れている。この試合には、マクトミネイほかアントニー・マルシャル、ドニー・ファン・デ・ベークなど出場機会を満足に得られていないファーストチームの選手たちも先発しているが、つまり彼らは放出か残留かの当落線上にあるということだ。しかしマウントの離脱によって中盤の枚数が足りなくなることも予想される。
ブルーノ・フェルナンデスとの併用の最適解が見えていない指揮官エリック・テン・ハーグにとっても、マウントの離脱は痛い。少なくとも数試合はマウントをチームに組み込む形を諦めざるを得ず、マウントがチームのなかでどういう役割を見出すのかという課題はおあずけになってしまった。

思ったより重かったマウントの負傷。開幕直後、移籍市場が閉まる前というタイミングもこのアクシデントへの対処を難しくしているが、ユナイテッドはどのような判断を下すのか。

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