開幕からゴールで存在感を示したプリシッチ 再起を誓う今シーズン、ACミランを引っ張る存在となれるか

開幕戦から得点を決めたプリシッチ photo/Getty Images

指揮官も満足の働き

今夏、チェルシーからACミランに加入したFWクリスティアン・プリシッチは、開幕戦から今シーズンの飛躍を期待させる活躍を見せた。

チェルシーに加入した19-20シーズンには、1年目ながらリーグで25試合に出場し、9ゴール6アシストを記録。これからのチェルシーを背負う存在として期待され、20-21シーズンからは10番を着用。しかし、2年目以降は思うような結果が残せず、昨シーズンはリーグ通算24試合に出場し、1ゴール1アシストに終わってしまった。

復活を期待され、新天地としてACミランを選んだプリシッチ。プレシーズンマッチから好調を見せていたプリシッチは開幕戦のボローニャ戦で、チームの2点目となるゴールを決めた。嬉しい移籍後初の公式戦ゴールを記録した。
この試合のMOMに選ばれたプリシッチの活躍を伊『calciomercato.com』でも絶賛しており、すでにチームに不可欠な存在と太鼓判を押している。またプリシッチはセリエAで得点した5人目のアメリカ人であり、イタリアのトップリーグでデビュー戦で得点した初めての選手になったという。

指揮官のステファノ・ピオリ監督もプリシッチへの称賛を惜しまない。

「私はプリシッチが才能のある選手であることを常に知っていた。疑いの余地はない。契約前に彼と電話で話したところ、彼がチームに多くのクオリティをもたらしていることは明らかだった。それに加えて、彼は非常に多才な選手でもあり、必要に応じてレオの代役を務めたり、ストライカーの後ろでプレイしたりすることができる」(『EUROSPORT』より)

新天地にて、かつての輝きを取り戻したいプリシッチ。まだ24歳という若さであり、これからチームを背負う存在になることが求められる。

開幕戦から最高のスタートを切ったプリシッチの今シーズンの活躍から目が離せない。

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