ラポルトの新天地はサウジアラビアか 複数クラブが注目もアル・ナスル加入へ

サウジアラビア行きが濃厚なラポルト photo/Getty Images

マンCでは180試合に出場

マンチェスター・シティに所属するスペイン代表DFアイメリック・ラポルトのサウジアラビアのクラブへの移籍が間近に迫っているようだ。

移籍情報に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ラポルトのアル・ナスル行きが決定的であり、メディカルチェックも予定されているという。同氏によると、年俸は2000万ドル(約29億円)以上になり、2026年までの3年契約を結ぶようだ。

ラポルトは2018年にアスレティック・ビルバオからマンチェスター・シティに加入。加入1年目から正確な左足からのビルドアップを武器に、マンCの主力選手として活躍。指揮官のペップ・グアルディオラが「世界一の左CB」とまで賞賛したラポルトは、プレミアリーグ優勝5回、FAカップ2回、リーグカップ5回、そしてチャンピオンズリーグ制覇に導いている。
しかし、昨シーズンはルベン・ディアス、ジョン・ストーンズやネイサン・アケ、そして新加入のマヌエル・アカンジにポジションを奪われ、プレミアリーグは12試合のみの出場に終わった。

さらに、今夏にはヨシュコ・グヴァルディオルも加入したため、ラポルトの序列は下がっている。出場機会を求め、移籍の噂が浮上していたラポルトには、C・パレスやアーセナル、そしてトッテナムやアストン・ヴィラなど多くのチームが動向を注目していた。

選手本人はスペインへの復帰を希望していたようだが、最終的にはサウジアラビアへの移籍が決定的になったようだ。

ラポルトはマンCで180試合に出場し、12ゴール4アシストを記録。アル・ナスル移籍が実現すれば、ラポルトはクリスティアーノ・ロナウド、サディオ・マネ、マルセロ・ブロゾヴィッチらとチームメイトになる。

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