“ランパード2世”の期待もあったMFはプレミア昇格クラブへ…… 再ブレイク目指す挑戦のシーズン

昨季はニースでプレイしていたバークリー photo/Getty Images

昨季はフランスで数字が伸びず

再びプレミアリーグで真の実力を発揮できるだろうか。悩める29歳のMFロス・バークリーがイングランドへと戻ってきた。

バークリーはエヴァートンで頭角を現し、2018年にチェルシーへ移籍。ここまでは非常に順調なキャリアで、チェルシーではレジェンドのMFフランク・ランパード2世になってほしいとの期待もあった。馬力溢れるプレイが特長で、得点力もまずまず高かったこともランパードとの比較があった理由だ。

しかしチェルシーでは期待に応えられず、アストン・ヴィラへのレンタル移籍を経て昨夏フランスのニースへと移籍。そこでもリーグ・アン27試合で4ゴールと思うほど数字は伸びず、1シーズンで退団することになってしまった。
そんなバークリーの新天地は、プレミア昇格組のルートン・タウンだ。クラブ史上初となるプレミアリーグの戦いに挑むルートン・タウンにとって、プレミアでの経験も豊富なバークリーの補強は悪くない選択だろう。

クラブ公式によると、バークリーもルートン・タウン加入を喜んでおり、再びのプレミアに燃えている。

「個人的にプレミアへ戻れるのは大きなモチベーションだ。ここ数年は思うようにプレイ出来ていないけど、僕はまだ比較的若い。見せたいものがたくさんあるし、今ルートンにいられるのは素晴らしいこと。準備は出来ているよ」

実力的には、ルートン・タウンの中盤をリードする存在にもなれるはずだ。エヴァートン時代の輝きを取り戻してほしいところで、バークリーの新たなチャレンジが始まる。

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