ラヴィアを買い控えるリヴァプール尻目にチェルシー参戦 4800万ポンドのオファーで強奪か

ラヴィアの去就はいかに photo/Getty Images

リヴァプールは決断を迫られる

リヴァプールからの興味が連日のようにメディアを賑わせる、サウサンプトン所属のベルギー代表MFロメオ・ラヴィア。リヴァプールが先日、4600万ポンドの3度目のオファーを断られたことが報じられたが、どうやらチェルシーも同選手の獲得レースに参戦するようだ。

英『Daily Mail』によれば、チェルシーは4800万ポンドのオファーでラヴィアの獲得レースに加わったという。サウサンプトン側は、もともとラヴィアを保有していたマンチェスター・シティが来季4500万ポンドの買い戻し条項を発動すると踏んでいるようで、5000万ポンドといわれる評価額を崩していない。しかし同紙によれば、この4800万ポンドのオファーはリヴァプールのラヴィア獲得の決意を試し、決断を迫るものであるという。

先日、リヴァプールのOBでもあるジェイミー・キャラガー氏が、古巣のラヴィア獲得のアプローチに関して「恥ずかしい」「いらないなら撤退、欲しいならお金を出すべきだ」などと非難したことが話題となった。リヴァプールが金額を刻んで様子を見ている間に、ライバルチームからこれまででもっとも高額なオファーが出された格好となった。
チェルシーは1億500万ポンドの値札がついていると言われるブライトンMFモイセス・カイセドの獲得に引き続き注力しているが、中盤の枚数は十分でなく、資金力はあるだけに両取りすることも考えられる。リヴァプールはラヴィア獲得で不利に立たされ、オファーを改善するか、フルミネンセMFアンドレの獲得に切り替えるかを迫られているという。

リヴァプールとチェルシー、どちらも今夏の移籍市場で中盤の編成を大きく変えることを求められているチームだ。19歳のラヴィアの去就はどうなるだろうか。

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