U-21イングランドが6戦無失点の“完全優勝” コルウィル、ラムジー、マドゥエケら超豪華タレントはA代表の舞台へ

U-21欧州選手権を制したイングランド photo/Getty Images

超豪華タレントたちはEURO2024に参戦できるか

8日、U-21欧州選手権・決勝でU-21イングランド代表とU-21スペイン代表が激突し、1-0でU-21イングランド代表が優勝を果たした。

イングランドは大会前よりタレントが揃っていると評判だったが、自慢のタレントを活かしながら全試合クリーンシートを達成。完全優勝と言っていい内容だ。

さっそく英『Football365』は、この中から来年のEURO2024へ参戦する者が現れるかと候補者を探している。
中でも筆頭候補に挙げられたのは、昨季ブライトンでも見事な働きを見せたセンターバックのリーヴァイ・コルウィルだ。コルウィルはU-21スペイン代表とのファイナルにも先発しており、見事に相手をシャットアウトしてみせた。コルウィルの存在も全試合クリーンシートを達成できた理由だ。イングランド代表はセンターバックの層にやや不安があり、コルウィルがこのままA代表で定位置を確保するシナリオが実現しても不思議はない。

次点に挙げられたのは、アストン・ヴィラMFジェイコブ・ラムジーだ。スペインとの決勝は怪我で回避したが、この世代の中心メンバーなのは変わらない。今大会でも1ゴール1アシストを記録しており、昨季はプレミアリーグでも6ゴール7アシストを記録。得点に絡めるセントラルMFで、A代表にチャレンジするだけの力はある。

他にはチェルシーFWノニ・マドゥエケ、アーセナルMFエミール・スミス・ロウ、リヴァプールMFカーティス・ジョーンズ、ハーヴェイ・エリオット、ノッティンガム・フォレストFWモーガン・ギブス・ホワイトらも有名な実力者だ。マドゥエケ、エリオットは今回のスペイン戦でベンチスタートとなっており、イングランドのタレント力には驚かされる。

まずは新シーズンに所属クラブで結果を出す必要があるが、すでにA代表でプレイ出来るレベルにある実力者もいる。アンダー世代での成功を何とかA代表のEURO、ワールドカップ制覇に繋げたいところだが、A代表の監督ガレス・サウスゲイトは今回のU-21欧州選手権制覇をどう見ただろうか。

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