リヴァプールでの3年は怪我続き…… マクアリスターら加入でチアゴの居場所はどうなるか

リヴァプールでプレイするチアゴ photo/Getty Images

離脱が多く計算しづらいところも

昨季は中盤のピースが足りなかったこともあり、今夏は中盤改革へ積極的な動きを見せているリヴァプール。

評価が難しいのは、32歳を迎えているMFチアゴ・アルカンタラだ。

2020年にバイエルンからやってきたチアゴは、天才肌のゲームメイカーだ。バイエルンでのパフォーマンスはワールドクラスと呼ぶにふさわしく、リヴァプールでも中盤を統率する存在になると期待された。
しかし、リヴァプール移籍後は怪我が目立つ。それは昨季も変わらず、リーグ戦では18試合しかプレイ出来ていない。

クラブとの契約は来夏までとなっているが、スペイン『as』はリヴァプールでの立ち位置が不透明だとチアゴのキャリアを不安視している。

すでにリヴァプールは中盤にブライトンからアレクシス・マクアリスターを加えており、ライプツィヒから獲得したドミニク・ショボスライを中盤に回すこともできる。

ベテランのジョーダン・ヘンダーソンはもちろん、若いハーヴェイ・エリオット、カーティス・ジョーンズ、ステファン・バイチェティッチらもクオリティは高い。

また、最近はトレント・アレクサンダー・アーノルドの中盤起用プランも盛んに議論されている。イングランド代表戦で中盤起用されたアーノルドは高いパフォーマンスを見せており、リヴァプールでも中盤起用が1つのオプションになるはずだ。

怪我さえなければチアゴも大きな戦力となるのだが、リヴァプールでの3年間は安定感を欠いている。戦力として計算しづらいところがあり、中盤改革の中で居場所は分かりづらくなっている。

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