ドイツがフリック解任なら後任候補No.1はナーゲルスマン? 「9月のフランス戦はフリックにとって決勝戦」

ブンデスリーガで結果を出してきたナーゲルスマン photo/Getty Images

フリックにもう負けは許されない

昨年のワールドカップ・カタール大会ではグループステージ敗退に終わり、最近の親善試合でも結果が出ていないドイツ代表監督ハンジ・フリックには厳しい視線が向けられている。

9月に控える日本、フランスとの親善試合でも結果が出なかった場合は監督交代も選択肢に入ってくるが、その場合の後任候補は誰になるのか。

独『Sport Bild』は、現在フリーのユリアン・ナーゲルスマンの名前を挙げている。
フリックからナーゲルスマンへのバトンタッチとなれば、バイエルンで2021年に起きた人事と同じだ。ナーゲルスマンは今年3月に同職を電撃解任されており、現在はフリーの状態だ。

チェルシー、トッテナムなど様々な行き先が噂されてきたが、フリーの場合はフリックの後任候補に浮上するのも頷ける。

同メディアはEURO2024のことも考えると、9月のフランス戦がフリックにとっての『決勝戦』になると伝えている。そこでも黒星となった場合は、ナーゲルスマンの名前も現実味を帯びてくるか。

「DFBの中では、フリックの後任として信頼できるのはナーゲルスマンだけだと考えている人もいる。彼が別のクラブへ行く前に決めるべきと考えている者もいるが、一方で彼の経験値に疑問を抱いている人もいる。今のところ、フリックはDFB側より支持されている。ただ、早い段階での結果が必要だ。9月のフランス戦はフリックにとって決勝戦になるかもしれない。EUROへ向けて準備が出来ていることを示さないといけない」

代表監督は後任人事が難しく、EURO2024まで1年を切っている。仮にフリック体制を変えるとなれば、ドイツのサッカーを知っている人物としてはナーゲルスマンが最も魅力的か。

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